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暁の市街戦 

1953(昭和28年)/5/27公開 91分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1024 
配給:東映 製作:東映

独自のカラーを作った東映のギャング映画決定版。大都会に巣食う密輸団とこれに挑戦する熱血青年刑事の活躍を描く、迫力の激情ドラマである。

暁の市街戦 
(C)東映

ストーリー

黄昏の銀座に銃声が響き、片瀬ふみ子は一瞬の間に恋人を失った。背後に密輸団体の影が潜むこの殺人事件で、ふみ子は犯人の顔を一瞬目撃したため、宮本警部補の家に引き取られることになった。宮本には一人娘の恵子がいたが、母のいない寂しさをふみ子に求めるかのように慕っていた。宮本は銀座の輸入化粧品店コールマン商会に目をつけ単身潜入するが、密輸団のリーダー土井は一切隙を見せなかった。一味から抜け出そうとしていた無線技師の久保は恋人明枝との逃亡を企てるが、危うく一味に殺されかけるも明枝に助けられ一旦は房州に逃れた。一方、宮本ら警察にマークされていることに気付いた土井らは、部下の福原に罪を擦り付け警察に突き出す。福原が真犯人でないと推察した警察は囮として釈放するが、福原は釈放直後に殺されてしまう。久保と明枝の生活は困窮し、明枝が再び上京するが直ぐに捕まってしまい、クラブ・サファイヤに拉致されてしまった。明枝を追って上京してきた久保は宮本に取り押さえられ、宮本に協力するようになる。工夫に変装してクラブ・サファイヤに潜入する久保。だが土井は先手を打って、宮本の娘の恵子をサファイヤに拉致していた…。

暁の市街戦 
(C)東映
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