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急襲桶狭間

Young Warlord Hideyoshi Pt.2

1953(昭和28年)/10/7公開 111分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1037 
配給:東映 製作:東映

「新書太閤記」の第二部、信長の彗眼にとまった籐吉郎が、一介の草履取りから機智縦横天武の才をふるって次第に取りたてられ桶狭間に初陣する迄の豪華スペクタクル合戦絵巻。

急襲桶狭間
(C)東映

ストーリー

尾張寒村の小百姓の倅に生まれた日吉丸が、いよいよ憧憬の君主信長に使えることになった。木下藤吉郎と名を改め、小者部屋詰めから天賦の才を奮い信長に忠勤し、草履取りから御台所役人、炭巻奉行、厩衆と出世街道を驀進する。そしてかねてから思慕の情を抱いていた弓衆浅野又右衛門の娘寧子からの愛も得て、藤吉郎の人生は順風かに見えた。だが戦国の風雲は彼に試練の時を告げる。ふとしたことから今川方の間者と密通を交わす城壁修築奉行山淵右近の陰謀を知った藤吉郎は、右近に対し暴風で崩壊した清洲城壁の修築を三日間で完成させると約束してしまう。職人一同に憂国の情を説き協力を求めて、右近に言い含められた彼らは動こうとしない。だが藤吉郎の真摯な言葉が遂に職人達の心を動かし、遂に三日間で修復を完了させたのである。折りしも、今川義元が四万騎の大軍を率いて上洛の号令を発していた。対する織田軍の味方は僅かに五千。その圧倒的な差に、危報ばかりが流れてくる。信長は遂に自らが動き出し、豪雨の中、桶狭間にいる今川本陣の奇襲を試みる!

急襲桶狭間
(C)東映
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