作品検索

作品紹介

月笛日笛 第二篇 白馬空を飛ぶ

The Flute Pt.2

1955(昭和30年)/2/7公開 49分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1672 
配給:東映 製作:東映

いよいよ事件は本格的興味を盛り上げる。悪計に謀られ、惨敗を再度喫して尚も雪辱せんとする若き公卿姉弟をめぐり、二管の名笛が宿敵の糸をひいての興趣あふれる風雲多彩の時代劇。

月笛日笛 第二篇 白馬空を飛ぶ
(C)東映

ストーリー

加茂の宮の競い馬中に、鬼怒川粛白と才助の卑劣な策謀で愛馬薫風を毒殺され、六条左馬頭は重傷を負った。才助の裏切りを報せようとしたお千賀も粛白の家来当麻に捕らわれてしまった。それから幾月…。旧主の姫春美を探す旅から帰ってきたお雪だったが、手がかりはつかめないままだった。一方、傷のいえた左馬頭は来年の競い馬に更なる必勝を期すために、名馬を求めて諸国遍歴の旅に出た。苦難の末に信濃の国に辿り着いた左馬頭は、在る山中で山賊に襲われたところを馬に乗った少女に助けられる。その少女乗る馬・吹雪こそ左馬頭が求めていた無二の駿馬。左馬頭は懸命に馬の譲渡を請い、少女は月笛と引き換えに吹雪を引き渡すことにした。しかし、左馬頭が駿馬を得たとの報は粛白の元にすぐに届いた。そして偶然左馬頭と再会したお雪は、吹雪の鞍に旧主天童家の紋所を見つけ、その少女こそ春美姫だと信濃に急ぐ。才助が粛白に密通していたことを知った左馬頭の弟菊太郎は才助を切り捨て、不安に駆られて兄を迎えに馬を飛ばす。だが、左馬頭は帰京の途中で粛白の配下に吹雪を奪われてしまった。そして信濃では領主上杉家の命に背き吹雪を手放したことをとがめられ、春美は上杉家の軍勢に拉致されようとしていた…。

月笛日笛 第二篇 白馬空を飛ぶ
(C)東映

シリーズ

「月笛日笛」シリーズ(3)

ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)