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月笛日笛 完結篇 千丈ヶ原の激斗

The Flute Pt.3

1955(昭和30年)/2/13公開 50分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1673 
配給:東映 製作:東映

善と悪の葛藤が織りなし、遂に月笛日笛の二管を携える公卿兄弟が見事、善に打ちかって悪人を討ち果たし、競い馬の雪辱をなしとげるまでを数奇を極めて描く興奮の完結篇。

月笛日笛 完結篇 千丈ヶ原の激斗
(C)東映

ストーリー

駿馬吹雪を奪われ、闇討ちの危機に襲われた左馬頭を弟の菊太郎が救出する。そして吹雪は、通りがかりの豊臣家武将・加藤孫六の助けにより再び左馬頭の元へ戻った。一方、上杉家の軍勢に襲われた春美姫は下僕の小平次と共にかろうじて京の都へ辿り着くが、鷹取りお雪は入れ違いに信濃に辿り着き、春美と再会は果たせなかった。そしてまた加茂の宮の競い馬の季節が近づき、粛白は秀吉より禁門方に決して負けるなとの厳命を受けるが、ある日粛白を見かけた小平次は、彼こそが主家天童家を裏切り滅亡に追い込んだ鎌田十兵衛であることを見抜く。小平次は旧知の仲の加藤孫六と共に敵討ちの計画を立て始めるが、春美は矢も立てもたまらず粛白の邸に忍び込み、逆に捕らわれてしまう。その邸の土牢で、春美は鞭作り右近の娘・お千賀と出会う。粛白はもはや競い馬に勝つ自信も無く、旧悪の露見も恐れ都落ちを計るが、左馬頭は孫六と共に粛白を追い詰め、勝負を競い馬で決することを申し渡す。一方、菊太郎は春美が持っていた月笛の導きによりお雪と共に二人を救出する。そしていよいよ競い馬の日がやってきた…。

月笛日笛 完結篇 千丈ヶ原の激斗
(C)東映

シリーズ

「月笛日笛」シリーズ(3)

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