1955(昭和30年)/3/20公開 99分 モノクロ スタンダード 映倫番号:1698
配給:東映 製作:東映
角田喜久雄の伝奇小説を映画化。稀代の侠盗、怪異さそり道人、変幻のお高祖頭巾、せむし男、絶世の投げ縄小町など、数奇な運命が織り成す大怪奇時代劇。
平家の末裔が守る信濃の秘境の財宝を巡り、侠盗流れ星がさそり使いの怪盗一味と戦う。さそりを使って娘をさらうさそり道人・唐島宙斎と悪党の財宝だけを盗む侠盗流れ星が江戸に出没。北奉行配下の老岡引・仁吉と娘・お絹は宙斎一味を追っていたが、たびたび宙斎たちに襲われ雨太郎に助けられた。雨太郎が実は流れ星だったが、お絹は気が付かない。やがて、信濃の将棋谷に平家の末裔が莫大な財宝を守っていること、また当主の雪太郎は三歳で姿を消し、証拠のほくろが雨太郎と同じことが判明する。宙斎一味は既に財宝を狙っていた…。