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水戸黄門漫遊記 幽霊城の佝僂男

Travels of Lord Mito Pt.6

1955(昭和30年)/12/12公開 78分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2012 
配給:東映 製作:東映

奥羽は伊達六十三万石の御領内に漫遊の足を向けた黄門一行は、奇怪な幽霊城に潜む伊達騒動の逆臣・原田甲斐の遺児大輔が父祖二十年の恨みと復讐に再び企てる陰謀の罠に挑戦する…。

水戸黄門漫遊記 幽霊城の佝僂男
(C)東映

ストーリー

仙台・伊達家六十二万石の世継ぎを巡り引き起こされた伊達騒動で、江戸家老・原田甲斐は慙死、一味も処断されてからはや二十年。だが甲斐の息子・大輔は、父を死に追いやった白石の城主・片倉小十郎と、事件の背後で睨みを効かせていたという水戸光圀を恨み、一矢報いる機会を打ち捨てられた父の居城でずっと伺っていた。そして光圀が諸国巡歴の旅の途中、白石に向かうとの報を聞いた大輔は、遂に時が来たとばかりに暗躍を開始する。だが大輔の弟である数馬は片倉の娘・芙蓉姫と恋仲であり、一味の襲撃から黄門さまを救出する。これに怒った大輔は芙蓉姫を浚い、八幡の藪という洞窟に幽閉する。再び大輔たちに襲撃された黄門さまは舟で逃げようとするが、急流で巨岩に激突し転覆してしまう。一行を助けたのは村の名主・権兵衛だったが、彼は娘・お志乃を龍神に奪われて心痛していた。権兵衛は、八幡の藪に甲斐が埋めた小判を探す謎の一味を見てしまったことでお志乃が龍神の怒りにふれ、災難に見舞われたと語る。黄門さまは甲斐のいた霞城を悪の根源と睨み、自分を狙う大輔と小判の謎に関連があると推察し、助さん・格さんらと共に城内探索にむかう…。

水戸黄門漫遊記 幽霊城の佝僂男
(C)東映
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