1956(昭和31年)/5/24公開 47分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2242
配給:東映 製作:東映
吉川英治の傑作小説を映画化。ローマ王国と尾州家の秘宝を巡り、尾州家の若君と大怪盗一味が壮絶な死闘を繰り広げる三部作の第一部。
怪盗・日本左衛門は、尾州家の秘宝「出目洞白の鬼女の面」を盗み出す。尾州家の三男坊・徳川万太郎は近習・相良金吾に面の探索を命じたが、金吾は左衛門の情婦・丹頂のお粂に魅入られ熱海に連れ去られてしまった。一方、異国ローマの王族の血をひく混血娘・お蝶は秘宝「夜光の短刀」の所在を示す聖書を手に入れたものの、道中師伊兵衛に奪われてしまう。伊兵衛を追う左衛門一味に万太郎は囲まれ、左衛門の邪剣が万太郎に迫る。
「江戸三国志」シリーズ(3)