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水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞

Travels of Lord Mito Pt.8

1956(昭和31年)/7/12公開 59分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2239 
配給:東映 製作:東映

水戸黄門シリーズの第八話。女主人の復讐を誓って毎夜狂う怪猫。上州沼田、黒田家横領の大陰謀を割って、黄門主従正義の剣が痛快に唸り飛ぶ。

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞
(C)東映

ストーリー

上州沼田にやってきた黄門様ご一行は、城下に差し掛かったところで、大勢に囲まれ苦戦している若侍を助けた。侍は沼田城主・黒田河内守の家臣・山吹半四郎であった。河内守は原因不明の病で重体となり、家老の島田勘解由は側室のお市の方と共に黒田家横領を企て、典医を抱きこんで河内守を毒殺しようとしていたのだ。しかも黒田家正統の相続者である綾姫を気がふれたとして荒寺に監禁しているという。勿論、この状況を見逃す黄門様ではない。城中に乗り込み、綾姫と河内守を対面させると、勘解由の心境は穏やかではない。一方、お蝶は河内守の忠臣で中老の菊波の元を訪れていた。人にめったに懐かない菊波の愛猫・玉がお蝶にすりより、菊波が自分にも年頃の妹がいたとつぶやくと、お蝶は複雑な顔を見せた。その菊波が河内守の病因を突き止めようとするのだが、勘解由に先回りされ惨殺されてしまう。だがその現場に一匹の巨大な猫が現れ、猫は菊波の姿に変わっていずこかへ消えてしまった。勘解由は黄門様ご一行にも一服盛って動けなくしたまま、海に流してしまう。お蝶を土牢に閉じ込め、河内守に綾姫の命と代償に実権譲渡を迫る勘解由。だがそこにお蝶とあの怪描、そして漁師に助け出された黄門様たちが駆けつける。

水戸黄門漫遊記 怪猫乱舞
(C)東映
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