1956(昭和31年)/9/26公開 51分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2436
配給:東映 製作:東映
角田喜久雄の痛快同名原作を伏見扇太郎主演で映画化した『緑眼童子』二部作の完結篇。因州新田藩に孤立する春姫の苦境を、緑眼童子が八丁堀の名与力と愉快な浮浪児とともに明快な推理とアクションで救い出す痛快時代劇。
水晶玉に隠されていたのは梅次郎から春姫に送られた便り。梅次郎は雲取山で百人衆の長・新左衛門や娘・お品と暮しており、「家督を継ぐ気はなし」というのだ。春姫は兄説得のため小次郎やチョン助、お峰を伴い江戸を発つ。後を追う軍兵衛一味。妹との再会を喜ぶ梅次郎だが、殿様の世界へ戻ろうとはしない。一方、軍兵衛は、お品に恋する源八を利用して春姫を誘拐させる。小次郎と梅次郎は春姫を奪還するのだが…。