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風雲黒潮丸完結篇 南海の若武者

Seafaring Lord Pt.3

1956(昭和31年)/10/17公開 61分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2475 
配給:東映 製作:東映

九州・樺島征伐に向った夢若丸一行は、嵐に襲われてまたも四散する。まだら狼の救援で再起し、逆賊・村上一統を滅した夢若丸は遂に小夜姫と結ばれる。「風雲黒潮丸」三部作の完結篇。

風雲黒潮丸完結篇 南海の若武者
(C)東映

ストーリー

村上義正の巣食う樺島へ向かった夢若丸らは、突然の暴風雨によって散り散りとなってしまった。夢若丸がやっと辿り着いたのは、天草の一角、天狗鼻の浜。そこには天草家の家臣で、異国研究家として知られる高島左近が、娘の千草と共に切支丹への弾圧の手を逃れて隠れ済んでいた。夢若父子と不知火姫は、手厚い看護を受け回復、左近父娘と意気投合した。一方、ルシアノと小夜丸は、義正の出城に程近い浜辺に辿り着き、城から逃れてきた鶴菊と再会した。だが城から追ってきた桜木たちに見つかり、小夜丸たちは城へ連れ去られてしまう。その頃、ひよどり島では堀尾河内守や泉州屋が完成目前で大破した黒潮丸をおおわらわで修復していた。樺島攻略の残党の秀光たちと合流できたのもつかの間、悪ノ兵衛や真柄吉之助らを従えた義正の大軍が押し寄せ、河内守と泉州屋は夜叉丸の刀に倒れ、秀光以下は捕らえられて黒潮丸も義正に奪われてしまう。この騒ぎを知らぬ夢若丸は、母・かえでと小夜丸の身を案じるが、そのかえでは、勘太と共にひよどり島へと急いでいた。そして、吉之助たちに捕まった小夜丸の命も風前の灯とまだら狼から夢の中で知らされた夢若丸も急ぎひよどり島へと駆けつける。桜木を倒したものの、吉之助は鶴菊を人質に後退。そして黒潮丸は完成し、義正一味は小西の秘宝を得るためいよいよ動き出そうとしていた…。

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シリーズ

「風雲黒潮丸」シリーズ(3)

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