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若獅子大名 完結篇

The Lion Lord Pt.2

1957(昭和32年)/2/5公開 55分 モノクロ スタンダード 映倫番号:10021 
配給:東映 製作:東映

江戸へ旅立った竹若丸に殺到する暗殺剣。義に起つ剣客、恋を寄せる美女等、三つ巴の愛情を捲いて竹若丸の剣を陰謀を履滅、ついに父君と対面する。

若獅子大名 完結篇
(C)東映

ストーリー

紀州家松平長福と腰元小萩の間に生まれた竹若丸。悪家老・水野土佐の陰謀で紀州家を追われたが、浪人・広瀬軍太夫の計らいで京都は近藤兵馬の道場で修業を積み、父に対面すべく江戸へ向かった。これを土佐の刺客佐々木が狙うが、間一髪軍太夫と兵馬がかけつけて撃退した。しかし佐々木が竹若丸は近習上田益之進と小萩の間に生まれた不義の子で家老・安藤帯刀の命で討ちに来たと嘘を言ったため、竹若丸はその汚名に悩む。さて江戸へ向かう一行を佐々木一味の依頼でお千代がつけていたのだが、お千代は竹若丸に惚れてしまい、逆に道案内をつとめて一向は待ち伏せる佐々木らを逃れて江戸に到着。一膳飯屋の二階に厄介になりながら、紀州家に乗り込む機会を狙っていた。竹若丸が江戸に入ったことを知る土佐は追求の網を広げた。一方、竹若丸の父・松平長福は病に臥せっており、国元家老安藤帯刀も看病に出府していた。そこへ京に行っていた近習が近藤兵馬を伴って江戸に戻り、竹若丸の近況を報告したため歓喜に沸き立った。しかし佐々木配下の岡っ引き弥吉が竹若丸の隠れ家を襲撃。これは退けたが、竹若丸は軍太夫に無断で単身紀州家に乗り込んでしまう。土佐はこれを見越して忠義の家老・帯刀を監禁して帯刀に成りすまして竹若丸を迎える。偽者と罵る土佐に証拠の品を持って直接長福に会おうとする竹若丸。そこへ竹若丸を知る紀州家の老女松風が現れ、逆上した土佐は竹若丸に切りかかる・・・。

若獅子大名 完結篇
(C)東映
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