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ジェット機出動 第101航空基地

Jet Air Base 101

1957(昭和32年)/12/15公開 83分 カラー シネマスコープ 映倫番号:10371 
配給:東映 製作:東映

大空に希望を賭ける若人たちの群像を力強く描いた青春篇。飛び交うジェット機の息詰まる迫力と素晴らしい空中機影、東映青春スター総出演。

ジェット機出動 第101航空基地
(C)東映

ストーリー

ジェット機の音が鳴り響くここ101航空団基地では、大空への憧れに瞳を輝かせた第一期操縦幹部候補生たちが集まっていた。中田、西田、佐藤ら候補生は、ラバウル航空隊の生き残りである小谷隊長の元で、これから厳しい訓練を受けることになる。やがて待望の飛行訓練が始まるも、初日はあいにくの雨。だが丁度届いた郵便のおかげで、隊員たちは賑やかに故郷や恋人に思いを馳せる。しかし、父の反対を押し切って志願した中田には便りは届かない。飛行気乗りだった兄が戦死したことで、父は中田が飛行機乗りを目指すことを強く反対していたのだ。やがて雨も上がり、訓練機T33でのジェット機訓練が始まった。無事に訓練を終え祝杯をあげる隊員たちに、小谷隊長は「一人前になってから飲め」と厳しく注意した。その後も隊長の厳しい訓練は続き、中田たちは次第に反感を抱くようになる。やがて訓練も大詰めを迎えて面会禁止命令が出た日に、佐藤の許婚が訪ねてきた。佐藤の外出許可の申し出を受け付けない隊長に、中田たちの不満は爆発する。だが、不満を抱えたまま訓練を終えた佐藤を待ち受けていたのは、佐藤の許婚の笑顔だった。隊長は奥さんを迎えに出した上、隊外住居届まで申請していたのだ。初めて隊長の真情を知り、無礼を詫びる隊員たち。だがその佐藤が、対地攻撃訓練の事故で殉職してしまう…。

ジェット機出動 第101航空基地
(C)東映
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