1958(昭和33年)/2/12公開 52分 カラー シネマスコープ 映倫番号:10525
配給:東映 製作:東映
熱狂の第一部に続き、徳川家に浚われた真田の姫君を取り戻そうと、邪悪の忍者夜霧の源助、奸将山賀弾正を向こうに廻して忍術合戦を繰り広げる白熱の第二部。
大砲の絵図面を持った百合姫と、佐助の兄おマァの二人が何者かに連れ去られた。城外はずれの水車小屋に住むおぎん婆と山男の三郎は、すぐに百合姫を徳川方の榊原玄蕃に売り渡してしまった。佐助たちが水車小屋で行方を聞き出し、二人を乗せた玄蕃の駕籠を追いかけるも、二人は夜霧の源助にさらわれてしまった。幸村の一行は旅を続け、山賀城主・山賀弾正に出会う。もてなしを受けた一行だったが、佐助は弾正の様子を不審に感じ、家康からの秘密の封書を発見する。弾正は豊臣家を裏切ろうとしていたのだ。弾正は幸村達の寝込みを襲撃しようとするが、これを返り討ちにして弾正を討ち取る。そして秘密の手紙により、姫を奪い去ったのは徳川の指示によるものと知り、一行は駿府の城に向かって再び旅立った。
「少年猿飛佐助」シリーズ(3)