作品検索

作品紹介

大江戸七人衆

Seven from Edo

1958(昭和33年)/4/30公開 92分 カラー シネマスコープ 映倫番号:10640 
配給:東映 製作:東映

正義に生きる旗本七人組が、花の大江戸を舞台に幕府の権勢に敢然と挑戦して繰り広げる痛快颯爽の大活躍を、胸のすく剣戟と絢爛たるキャストで描く豪華時代劇大作。

大江戸七人衆
(C)東映

ストーリー

旗本一派の大黒柱・勝川縫之助は、鬼留一家の黒幕上席旗本松平帯刀から暗黙の挑戦を受けていた。挑戦の理由とは、浅草の縄張りが鬼留一家の狙うところであ ることや帯刀が執心する芸者・染吉が勝川に惚れ抜いて帯刀になびかぬこと等が起因していた。事を構えるのを好まぬ勝川は、帯刀邸へと向かい、おだやかに話 をつけようとするが、帯刀は上席旗本に対する強談として老中に上申。この一件から、勝川は甲府勤番として江戸を追われる破目に…。これを機に、帯刀一味の 旗本一派に対する嫌がらせが執拗となる。先ず旗本村瀬が長屋を追い出され、旗本平原の家に身を寄せることになる。そしてその夜、子供が発熱。貧乏旗本に薬 を買う金はない。業を煮やした旗本秋月は帯刀が開く賭場に乗り込み、さしの一本勝負を挑む。二十両の金を手に入れる秋月。実はこの勝負を受けた蓮月院がわ ざと負けてくれたのだった。そんな秋月のもとに一人の娘が転がり込んでくる。帯刀邸の腰元おいちで、帯刀の智恵袋間部の毒牙を逃れるため、屋敷を逃げ出し て来たのだった。そんなことで、おいちは平原の子供の面倒を見ることになった。一方、染吉が勝川の江戸帰りを嘆願するため、帯刀のもとへ出向いたという知 らせが入る。平原は帯刀邸に急ぎ駆けつけ、染吉を救い出し、勝川のもとへと旅立たせる。そしていよいよ最後の対決の時となった。

大江戸七人衆
(C)東映
ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)