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少年三国志 第一部

Kingdom of Youth

1958(昭和33年)/5/20公開 56分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:10638 
配給:東映 製作:東映

天下麻の如く乱れた戦国時代、毛利の暴政に凛然と立ち向かう若き山中鹿之介と、これを助ける尼子勢の大活躍を、青春スターを網羅して贈る痛快時代劇。

少年三国志 第一部
(C)東映

ストーリー

天下が麻の如く乱れた戦国時代。宿敵、出雲の尼子氏を滅ぼし、中国制覇を遂げた安芸の毛利氏は、尼子家の当主晴久を討っただけでは安堵せず、その血統尼子孫四郎と照姫、更に残党十数名の命八条河原に絶とうとした。その時、尼子の遺臣山中鹿之介の一党が駈けつけ、孫四郎らを救出した。毛利の当主曹左衛門は彼等の後を追わせた。その頃、鹿之介達は獣も通らぬ山道を桃畑村へと急いだ。しかしあと一歩で桃畑村というところで山賊雲霧猪右衛門の山岳党が一行の首に掛かった賞金目当てに夜襲をかけてきた。山岳党の副首領はもとは毛利家に滅ぼされた大内家の遺臣関羽大蔵。その大蔵の助太刀で猪右衛門を倒した。毛利勢必滅の機会を伺っていた大蔵は鹿之介らの目的を知って、力を借そうと思ったのだ。大蔵は弟分の海賊戸張飛太郎の協力を求め、一行は海路桃畑村へと計画した。しかし石津岬に毛利曹左衛門らの軍勢が待ち構えおり、追いつめられた孫四郎と照姫は海へ落ちた。鹿之介らも後を追う。鹿之介達は海賊船海龍丸に助けられ桃畑村へ。鹿之介の母梅乃が一行を待っていた。梅乃の前で、鹿之介、大蔵、飛太郎は義兄弟の誓いをした。村娘お光は鹿之助を愛していたが、照姫に嫉妬するあまり鹿之介らの留守の間に毛利方を導き入れた・・・。

少年三国志 第一部
(C)東映
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