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鴬城の花嫁

The Bride in Uguisu Castle

1958(昭和33年)/6/22公開 87分 カラー シネマスコープ 映倫番号:10683 
配給:東映 製作:東映

三人の美姫、おてんば腰元、武家娘、町娘、果ては尼さんまでが女嫌いの若侍をめぐって華の鶯城に捲き起こす、てんやわんやの恋騒動。歌と踊りと剣の「鳳城の花嫁」の姉妹編。

鴬城の花嫁
(C)東映

ストーリー

鶯城には松、竹、梅と三人そろって美しい姫がいる。中でも姉娘の松姫はまたとない強情っぱり。将軍家家綱公のお声掛かりの婿君候補・松平家新七郎君とのお見合いに顔を出しそうにない。城主・安西駿河守と家老九右衛門と乳母浅岡たちで相談した結果、はやり病という口実で裏山にある尼寺妙秀院に姫を隠すことにした。これで明日新七郎君を城に迎えてもなんとか誤魔化しがつく。護衛には家中一の剣使い手三鷹彦四郎と腰元の八重がついたが、2人は恋人のふりをして姫に春の目覚めを呼ぶ役目もあった。この彦四郎、女が大の苦手。八重とのラブシーンもドキドキどぎまぎ。一方、新七郎は大の女好き。鶯城に来ても松姫の件はそっちのけで竹姫、梅姫にウインクして上機嫌。鶯城を取り潰し、私腹を肥やそうとする次席家老緒方主膳一味は松姫不在なのに安西家と松平家が結びつこうとしていることに危機感を抱く。新七郎に一目でも松姫を見せて事態を複雑にしようと企む。さて松姫は尼寺に侵入した黒装束の一味にさらわれ、彦四郎らは温泉場まで追って奪い返す。犯人の一人が親友・沢野と知って逃がすと、姫の静養のためにそのまま温泉に宿を取った。男嫌いだった松姫もいつしか彦四郎に心惹かれていく。ある日、姫の望みで近くの川に釣りに来た彦四郎は重傷の沢野を見つけた。改心した沢野から聞いた主膳一味の悪謀とは・・・。

鴬城の花嫁
(C)東映

シリーズ

「花嫁」シリーズ(3)

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