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旗本退屈男 謎の大文字

The Idle Vassal Pt.13

1959(昭和34年)/6/28公開 91分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11258 
配給:東映 製作:東映

眉間に光る三日月傷、お馴染み退屈男が禁裏の危機と、島津七十万石を救うため、天下無敵の諸羽流青眼崩しを駆使して胸のすく殺陣をお見せする絢爛の時代劇超大作。

旗本退屈男 謎の大文字
(C)東映

ストーリー

薩摩藩島津少将忠恒の屋敷を訪ねて入洛した息女の霧姫と侍女の小篠が、誠忠の士である家老・島津豊後のもとに監禁された。また、島津家の菩提寺である紫野の正徳院で、右大臣の姉小路通季卿が遭難したという。この二つの謎に重大な関連があると見た、我らが三日月傷の旗本退屈男こと早乙女主水之介は、取り巻きの彦六やおきんらと謎の解明に乗り出した。正徳院についた退屈男は、ここの瓦が全て鉛で出来ていることに気づく。鉛は、いざというときに銃弾に変える事が出来る。次に修学院にやってきた退屈男は物見やぐらの望遠鏡から皇居の天守閣、比叡山の大文字、延暦寺の物見やぐらの間を、僧兵が信号をかわしていることが判明。突如、謎の集団が霧姫を襲撃し、これを助けた退屈男は霧姫と小篠を農家にかくまうが、そこに島津藩士笠貫新八が現れた。彼が語る真実、それは所司代の内藤大和守が、自らの密貿易の罪による幕府からの処罰を逃れるために、島津家先祖による戦備のためのたくわえを言いがかりにして、島津家に自らの謀反に加担するよう迫っていたのだ。全てを知った退屈男は、笠貫に自らを生け捕りにさせて、所司代の座敷牢に忍び込む…。

旗本退屈男 謎の大文字
(C)東映

シリーズ

「旗本退屈男」シリーズ(20)

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