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百万両五十三次

1959（昭和34年）/10/18公開　89分　カラー　シネマスコープ　映倫番号：11416　
配給：東映　製作：東映

風雲急を告げる幕末の東海道を、御用金を持って大友柳太朗の青空浪人が剣の旅。これをめぐって、女スリ、怪盗、剣客、女芸人が入り乱れる痛快無類の黄金道中。

ストーリー

江戸終焉の足音が聞こえてきた時代。京都で蠢く倒幕の動きを阻止するため、幕府は三万両を用意。老中・堀田備中守正睦は、浅草の娘手妻浅若一座の用心棒をしていた馬場蔵人に大金輸送を申し付けた。蔵人は実は公儀隠し目付でもあったのだが、小判二百数十貫もする御用金輸送、嗅ぎつけた薩摩藩士やその手先の女スリお蓮らが狙っている中での警護は、並大抵のことではない。翌日に日本橋を出た一行を追って、薩摩藩士、お蓮、そして怪盗牛若の金五も変装して後を追う。道中、様々な障害や襲撃にあいながらも、蔵人の機転や娘手妻朝若一座の協力で、何とか京都までたどり着くのだが…。