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江戸の悪太郎

Evil Taro of Edo

1959(昭和34年)/12/13公開 91分 カラー シネマスコープ 映倫番号:11485 
配給:東映 製作:東映

定評ある明朗大友の青年浪人が、江戸庶民の味方となって悪旗本の奸計を倒す。そしてその蔭に咲いた清らかな恋一つ。温かな人情と豪快浪人剣法で放つ魅力時代劇。

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ストーリー

徳川の天下で、侍が槍だけではもう功名を上げることが出来なくなりつつある時代の御話。剣持三四郎という闊達正義に生きる青年浪人が、茂兵衛長屋に寺子屋を開いていた。この長屋には茂兵衛のほか三四郎の親友の三山など様々な人が住んでいた。その頃、信州伊那の長者である手代木家より、親の定めによる結婚を嫌って、跡とり娘の浪乃が江戸に出奔してきたらしい。千代隠居と共に江戸の鍵屋太兵衛を訪れるが、浪乃はみつからなかった。一方、長屋を見下ろす崖上に屋敷を構えていた直参旗本の秋山典膳は、道満上人という占い師を雇って占い所を開いたところ大盛況となったので、新たに祈祷所を茂兵衛長屋の敷地に建立して更なる大もうけを企んだ。秋山は道満と組んで長屋の人々を脅しにかかったが、三四郎に散々やっつけられてしまう。すると今度は三四郎に闇討ちを仕掛けるも、やはり三四郎が返り討ちに。すると秋山、今度は手段を変えて娘を探している伊那の長老を利用し、道満に先代達を引き合わせて金を騙し取り、それを原資に茂兵衛から屋敷を買い取る手段に出た。三四郎はどう満のいんちきを見破り、長屋買戻しの資金を集め始めるがなかなか金は集まらない。すると三山の提案で、長屋に芝居小屋を呼ぶことで資金を集めようということになるのだが…。

江戸の悪太郎
(C)東映
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