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蛇神魔殿 

Lair of The Snakegod

1960(昭和35年)/4/12公開 71分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:11525 
配給:東映 製作:東映

生贄を求めて大江戸の夜に跳梁する蛇神様の謎に挑む、江戸の風流若様・桐島伊織の剣と、時の名奉行・大岡越前守の推理に興趣を盛った怪奇戦慄のミステリー篇。

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ストーリー

江戸一番の海産物問屋・肥前屋の一族が、能面の女率いる黒覆面の一団に殺された。さらに死体の検屍にあたった蘭学の第一人者・桐島左膳も、何者かに殺された。父左膳の仇を討つべく、桐島家の風流若様・伊織は、スリの十六夜お蓮をつれて捜査に乗り出した。一味はさらに勘定奉行・五十嵐備後を襲い、一人娘の真琴をさらう。噂によると、昔、備後や海産物問屋数軒が、奈良屋という店を取り潰しにした為、そのたたりで奈良屋の乗り移った蛇神様が復讐をしているのだという。もと奈良屋が住んでいた化物屋敷を探りに出かけた伊織とお蓮は、屋敷の中から奈良屋一族ただ一人の生き残り、お竜を発見する。さらに、能面の女や毒薬を用いて黒覆面の一団を使う不逞の蘭学者玄斎を見つけ、真琴を救い出した。お鷹狩りに出かけた将軍吉宗一行が五十嵐備後邸を訪れた際、将軍は真琴の捧げるお茶を飲もうとするが、伊織の知らせを受けた越前守が湯呑の中に毒薬が仕込まれているのを注意した。蛇神様を名乗り世を騒がすのは、吉宗に子がないのをいいことにお家乗っ取りを計る将軍家御連枝・松平誠十郎の仕業であったのだ…。

蛇神魔殿 
(C)東映
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