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大江戸喧嘩まつり 

Fight Festival in Edo

1961(昭和36年)/1/15公開 83分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12087 
配給:東映 製作:東映

火事と喧嘩は江戸の華!江戸っ子火消し「に組」の清次が、気風と度胸にものいわせ、悪旗本の刃にもめげず、炎上する火の中をかいくぐり纏を高く掲げ、颯爽と勇み足を披露する。

大江戸喧嘩まつり 
(C)東映

ストーリー

神明寺境内で旗本愚連隊の赤柄組一行が、豪商三浦屋の娘・お蝶に無理難題の横車を押していたが、仲に入った遊び人清次に簡単に叩き伏せられてしまった。茶屋で見ていため組の頭・金兵衛は清次の腕と男に惚れこみめ組の身内にした。め組と張りあうお組の頭・勝五郎が喧嘩を売ってきたが、町奉行の山中安芸守の計らいで事なきを得た。ところがこの事件で、清次は親を知る唯一の手がかりとなる鯉の滝のぼり模様の印籠を失くしてしまった。清次は捨て子だったのだ。印籠は赤柄組の頭領・永井源八郎の手に入るが、その印籠の持主は安芸守であった。ある日、三浦屋の隣から火が出て真先に駈けつけため組の纏が上ったが、お蝶に好色の目を光らせる永井は火消し仲間の仁義を破り、後からお組の纏を上げさせた。このため、め組の纏持ち・銀次は焼死し、金兵衛もショックで中風に倒れた。清次が街角にさらしものにされていため組の纏を持ち帰る。この時、双肌脱いだ清次の背の鯉の滝のぼり模様の刺青を安芸守が見ていた。清次は安芸守の子だったのだ。永井はお蝶に結婚の申し出を断われ、これが清次を愛するためと分り、清次を斬る決心をしたのだが…。

大江戸喧嘩まつり 
(C)東映
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