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ふり袖小姓捕物帖 蛇姫囃子

Mysteries of Edo:Music of Snake Princess

1961(昭和36年)/6/6公開 63分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12326 
配給:東映 製作:東映

備後福山十万石の跡目相続を巡って起こるお家騒動を、ふり袖小姓弦之介の名推理と、これに協力する江戸っ子町人、推理将軍のユーモラスな活躍で、バラリンズンと解明する。沢村訥升の捕物シリーズ第1弾。

ふり袖小姓捕物帖 蛇姫囃子
(C)東映

ストーリー

春見屋一座の座頭・市川春之丞は近頃、何者かにつけ狙われていた。太夫の身を案じた付き人のお組は幼馴染のお市に春之丞の身に絡まる謎を打ち明けたところ、大奥小姓笛弦之介に相談する様に勧められた。ある日、春之丞が森田屋の楽屋で高砂渡りの猛毒蛇に襲われた。間一髪蛇は飛来した分銅でうち殺された。分銅の主は笛弦之介だった。弦之介は長屋の連中にも事件解決に協力を求めた。連中は高砂渡りの毒蛇の出所から捜し始めた。一方森田屋に春之丞を訪ねて来た侍が三島の宿で行商人から預かった封書を返して欲しいと攻め寄ったが春之丞は冷たく顔を背けるだけだった。侍は福山藩士、三田村数馬で蛇は金沢大五郎という浪人が手にしていたものだとわかった。旗本主膳の配下に連れ出された数馬は斬りかかられるが、通りかかった弦之介は数馬から福山十万石稲葉山城守の落胤の行方を記した秘文を所持していると聞き、春之丞が狙われている原因が解けてきた・・・。

ふり袖小姓捕物帖 蛇姫囃子
(C)東映
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