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新黄金孔雀城　七人の騎士　完結篇

1961（昭和36年）/9/6公開　55分　カラー　シネマスコープ　映倫番号：12475　
配給：東映　製作：東映

桃ノ木城を襲った雲切丸らを追い返した六人の勇士は悪逆な西国大将軍を退治に、孔雀の羽根の導くまま火の山へと向かう。孔雀の神を信仰する焔丸は正義の勇士に加わるが、西国大将軍は火の黄金を狙ってきた…。

ストーリー

雲切玄蕃と竜王の罠により、渚、小百合、そして誠丸の三人は猛火に包まれる。立ちすくむ鉄丸に孔雀老人の声が響き、鉄丸は敢然と敵陣に飛び込む。その時、鉄丸の太刀から放たれた七色の虹が、猛火をかき消す水となって降り注ぐ。これをきっかけに太郎丸、虎丸、そして菊姫の軍勢が雲切勢に切り込み、遂に撃退に成功する。勝利の宴の外で、菊姫は太郎丸に城に留まるよう請われる。だが孔雀老人の「平和の為に、より多くの苦難と戦え」という叱咤の元、太郎丸・虎丸・誠丸・熊丸・風丸・鉄丸の六勇士と小百合・渚・花代の三人は、西国大将軍を頭とする雲切・竜王・渦彦ら盗賊団に蹂躙された良民達を救うべく、西国への旅を続ける。西国の城主右近兵衛に協力を申し入れた六勇士だが、大将軍の報復を恐れ城主は腰を上げようとはしない。自分達だけで大将軍を打つという決意を新たに、勇士達は孔雀の羽根に導かれて火の山へ向かう。その山の中、山男達の襲撃により一人はぐれた太郎丸は、不思議な男・焔丸と出会う。彼もまた、孔雀の羽根に導かれしものの一人だったのだ。