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いかすじゃねえか三度笠 

Flair of The Warrior

1961(昭和36年)/9/13公開 84分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12521 
配給:東映 製作:東映

二年振りに故郷に帰ったヤクザが、愛しい女を地元ボスに奪われたことから事件が発展、馬を引き連れ旅に出るのだが各所で珍事件続出。動物への愛情を描きながら、スリルと爆笑で全編を綴った特異な股旅時代劇。

いかすじゃねえか三度笠 
(C)東映

ストーリー

ヤクザ姿もすっかり板につき、二年ぶりに故郷に戻ってきた素っ飛びの又八だったが、馴染だったアイマイ酒屋で働いてるお新を身請けしようと向かった所、お新は土地の親分熊戸の弥市に身請けされることになっていた。弥市の子分伴蔵らによって摘み出された又八だったが、何を思ったか弥市の口利きで杉本丹後守の若君・春太郎のための御殿建築現場で働くことに。元浪人の梶原金四郎もそこで土方として働いていて、金四郎は春太郎のお付の室田文平と意気投合、又八も若君春太郎と仲良くなるが、春太郎の愛馬アオに乗って駆け出してしまった。五百両の名馬アオを駆って弥市の屋敷に向かい、お新を奪おうとするも失敗。二人は散り散りに逃げることに。伴蔵たちと、室田や春太郎、そして金四郎に追われながら逃げる又八。だが流石の名馬もへばり始めて、このままではアオが死んでしまう。そこで助けを求めてたどり着いた村で、水を巡る東野田と西野田の争いに巻き込まれる又八とアオ。せっかくお新と再会するも、アオの為にお新のことは一旦棚上げ。そして話の流れで、水争いに決着をつける競馬勝負に出ることに…。

いかすじゃねえか三度笠 
(C)東映
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