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柳生一番勝負 無頼の谷

Final Bout of The Yagyu

1961(昭和36年)/10/22公開 86分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:12562 
配給:東映 製作:東映

問答無用!剣の極意を描いて迫力満点!!柳生武芸帳シリーズ第3作。剣聖・柳生十兵衛が、二人の若者と共に町の悪を一掃する西部劇調の痛快時代劇。狼谷の大渓谷を背景に、数百の騎馬隊を動員。鉄砲その他を駆使して、スリルとサスペンス横溢のスペクタクルシーンが続出する。

柳生一番勝負 無頼の谷
(C)東映

ストーリー

柳生十兵衛は10年ぶりに松月の庄を訪れるが、昔の平和な面影はなかった。狼谷の郷士・大田黒刑部と陣十郎兄弟が、藩主・諏訪信濃守と三田村内膳と組み、 病身の秋月隼人正の弱みにつけ込み、暴威をふるっていた。隼人正とは師弟の間柄であり、その弟である又七郎と対面した十兵衛は、この状況について忠告を行 うが、剣を捨て内膳たちを信用しきっている又七郎には通じなかった。そんなある日、十兵衛を抹殺すべく、陣十郎が罠を仕掛けるが、十兵衛の敵ではなかっ た。その頃、又七郎は、人里離れた山奥で小弓という猟師の娘と恋を語らいあっていたが、そこで内膳の指揮のもと、大田黒兄弟以下が銃の試射をしているのを 見てしまい、捕らえられてしまう。このことを、刑部の配下から知らされた十兵衛は、自らの身の危険を忘れ、狼谷へと救出に向かう。そんな中、十兵衛の留守 をいいことに、刑部の配下は、秋月の館を襲い、隼人正は無惨にも殺されてしまう。十兵衛が銃弾の雨の中を斬り進む中、又七郎は隙を見て、以前十兵衛に習っ た早業で陣十郎を斬り倒し、十兵衛に加勢する。十兵衛の豪剣に、最後と見た内膳は、自ら切腹し果てるのだった。平和になった松月の庄を後に、柳生十兵衛 は、諸国漫遊へと再び旅立っていくのであった。

柳生一番勝負 無頼の谷
(C)東映
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