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右門捕物帖 卍蜘蛛

Cases of Umon Pt.5

1962(昭和37年)/1/28公開 86分 カラー シネマスコープ 映倫番号:12675 
配給:東映 製作:東映

ご存じむっつり右門の活躍を描く大友柳太朗の十八番シリーズ第5話。江戸の人気役者が赤い矢で殺されてから連続する殺人事件の謎を追って、江戸から長崎へと舞台が展開する怪奇とスリルを盛りこんだ痛快捕物時代劇。

右門捕物帖 卍蜘蛛
(C)東映

ストーリー

松もとれぬ江戸を突然、恐怖のどん底へ叩き込む連続殺人事件が起こった。殺されたのは人気歌舞伎役者・沢村鶴之丞と吹き替え役・張り子の虎松である。いずれも赤い矢で胸を射抜かれての即死だったが、鶴之丞殺しを本命と見なすあばたの敬四郎に対し、むっつり右門は虎松の胸にあった卍蜘蛛の刺青に謎があるとにらんだ。虎松の殺害現場に残されていた下田唐人廟の護符などを頼りに捜査を進める右門と伝六。そんな中、石川弥太郎という浪人の名が浮上する。そして第三の殺人――殺されたのは金貸しの鬼源で、その胸にはまたしても卍蜘蛛の刺青があった。現場に残されていたのは、江戸から下田への地図のみ。早速、石川弥太郎の記録を調べる右門は、彼が三年前に切腹していたことを知る。弥太郎は下田奉行所の外事係で、海賊卍蜘蛛と結託してポルトガル船から金貨を奪ったというのだ。全て謎は下田へと繋がっていると感じた右門は、虚無僧に化けて、弥太郎が働いていた下田奉行所へと向かう!

右門捕物帖 卍蜘蛛
(C)東映

シリーズ

「右門捕物帖」シリーズ(7)

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