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銭形平次捕物控 

The Coin Thrower Zenigata

1963(昭和38年)/10/13公開 87分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:13330 
配給:東映 製作:東映

目明し藤造親分のもとにころがりこんだ青年・平次が先輩の八五郎兄貴にあごで使われながらもお静に元気づけられ偽金作りにまつわる凶悪異常な事件を見事に解決するまでを描く本格推理時代劇。

銭形平次捕物控 
(C)東映

ストーリー

偽の一両小判を持った謎の無宿者の水死体が上がる事件が起きた。この事件を抱え込んだ藤造親分は子分の八五郎たちだけでは頼りないと、奉行所から縄投げは上手いが一筋縄ではいかない男・平次を助っ人に呼ぶ。だが立て続けに古物商の甲州屋伝兵衛が両刃の凶器でえぐられる殺人事件が起き、こちらの捜査にも当たらなければいけない。伝兵衛が密かに金貸しもやっていたことがわかり、借金をしていた男のうち、船頭の伊助が早速網にかかった。モリを持っていることから疑いは濃かったが、恋人のお菊によりアリバイが成立する。そのお菊から、伝兵衛が偽金を掴まされ、その相手に殺されたらしいとの情報を得て捜査は一旦振り出しに戻ったが、そんな中、八五郎が道端で拾った富くじが大当たり!百両を手に入れるも、それが全て偽金であることが判明。興行元をつるし上げた結果、凄い美人が富くじに二千両を寄進したという。早速その美人を探し始める平次たち。だがその美人・坂東小夜次はすぐに死体となって現れた。死体には赤い斑点が見られ、どうやら「しあん」という南蛮の毒物で殺されたらしい。彼女を囲っていた回船問屋の堺屋を追及するも、彼は小夜次とは三ヶ月前に別れていた。一方、藤造の娘・お静が男風呂から水死体の無宿者がしていたのと同じ刺青の男が出てくるのを見かけたことから遂に水死体の身元が判明する。

銭形平次捕物控 
(C)東映
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