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顔役

Underground Veepees

1965(昭和40年)/1/3公開 91分 カラー シネマスコープ 映倫番号:13781 
配給:東映 製作:東映

産業地帯の埋立地整理の権利獲得に奔走する関東の暴力組織と、これを狙って東京進出を画策する関西組織が激突。両者の尖兵たちの噛み合い、友情、仁義など、ギャング路線の総決算ともいえる大スケールと豪華キャストで“男の世界”が洒落たタッチでスリルいっぱいに描かれる。

顔役
(C)東映

ストーリー

関東一帯のやくざ組織・関東城政会の幹部会に親分衆が続々と集結した。この会議の眼目は、大産業地帯指定埋立地の整地工事の権利獲得と、これを狙う関西同志会の東京進出阻止にあった。大幹部・花岡の現状報告の後、会長・桧山の指名で同じく大幹部の中神、その舎弟で幹部の早見、宮田、染谷と若手の桑原、安積がこの大役につくことになった。中神たちは、埋立地に事務所を置いて活動を開始したが、関西同士会系甲田組の動きも活発化し、手段を選ばぬ妨害が相次いだ。そんな折、中神は特攻隊以来の友人でバー「ナポリ」を経営する柏田の仲介により、土地の顔役・小杉に整地権入札の助力を頼むが断られる。だが中神は、あくまでも正当な手段で入札しようという考えを捨てなかった。一方、進展しない事態にじれた早見は、市長の吉川の弱みを握り、単身脅迫しに乗り込む。早見の市長脅迫が功を奏したのか、工事権は中神たちの手に落ち、全て順調に事が運ぶかに見えたのだが…。

顔役
(C)東映
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