1965(昭和40年)/12/18公開 88分 モノクロ シネマスコープ 映倫番号:14066
配給:東映 製作:東映
無頼侍と九人の若侍が、お家再建のために姫君を守って五百人の敵と闘いを繰り広げる。工夫を凝らした奇襲戦法の数々をダイナミックに描いたアクション時代劇。
信州高遠藩では、君主・内藤駿河守の病を理由に城代・内藤刑部が権力をふるい、江戸家老・津島修理のひんしゅくを買っていた。刑部が息子・伊織を菊姫の婿とすることと、国表唯一の正義派である次席家老・早川出雲の切腹を一方的に決めたのだ。その頃、芸者遊びがたたり江戸を追われた秋月慎次郎は、国表城代組目付役の佐倉徹之介宅に身を寄せた。体のいい倉庫番として詰める慎次郎は密かに目を光らせ、人足に化けた隠密から密書をとりあげる。密書は主君である内藤駿河守が既に他界していることを告げていた…。