1966(昭和41年)/8/13公開 88分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14589
配給:東映 製作:東映
高倉健主演、石井輝男監督による人気シリーズ第6作。
シャバへ出た橘真一が目にしたのは、一通の破門状だった。納得ができない橘。また、先代の事故死も腑に落ちない。橘は真実を探るべく沖縄へと向かう…。
灼熱の沖縄を舞台に、美しい風景、アクション、笑い、ふれあいと見どころ盛りだくさんのストーリーが展開する。
竜神一家のために命を張り、網走刑務所入りした橘真一は、出所日に破門状を突き付けられた。先代が沖縄で事故死し、関森が強引に跡目を継いだらしい。橘は関森に何か企みがあるとにらみ、沖縄へ向かった。沖縄に着いた橘は、パスポートをすられてしまう。そのパスポートを拾ったのは、関森の秘密を握る佐竹の女・夏子であった。橘は夏子から豪田一家と関森が手を結び、竜神親分と親交が厚かった“ギボ建設”を潰そうと企んでいることを知る。豪田一家には網走時代のなじみ、大槻と樫山がいた。この二人も竜神親分の死因を調べるべく豪田組に潜り込んでいたのだった。ある日、ギボ建設が資材を運び出そうとしたところを豪田組が襲う。その中に沖縄行きの船で出会った南がいた。二人はおざなりの格闘をして海へ身を投じる。それを見てほくそ笑む関森と豪田だったが…。
「網走番外地」シリーズ(10)