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懲役十八年 

Sentenced to Eighteen

1967(昭和42年)/2/24公開 91分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14817 
配給:東映 製作:東映

すさまじいアクションの中に、男の友情を高らかに謳い上げた安藤昇の東映初出演作となる娯楽作。特攻生き残りの青年が、南海に散った友の遺族を生命をかけて守って行く。

懲役十八年 
(C)東映

ストーリー

戦争が終わり、いまだ続く混乱の中で、海軍将校であったために生き残ってしまった川田と副官の塚田は、せめてもの償いと遺族連絡事務所を開設し、旧陸軍の倉庫を抑える中国人たちを襲撃して、戦死者の遺族を必死で守っていた。危険な毎日ではあるが、二人はいつしか遺族だけのマーケットを作ることを夢見るようになった。そんなある日、二人は中国人の向上から銅線を盗もうとして失敗、塚田は逃げおおせたものの、川田は捕まり刑務所行きに。しかしくじけない川田はいつしか受刑者たちの大将となっていく。そんな川田の監房に暴れん坊の新人・石岡が入ってきた。彼はかつて川田の部下であった石岡少尉の息子だった。一方、遺族会を解散し特飲街のボスに納まっていた塚田は、自分の過去を知る川田を恐れ、石岡に襲撃させようと企てる。刑務所の野球大会の日、石岡は拳銃で川田を撃ち、重傷を負わせた。搬送された病院で、これが塚田の差し金だったことを知る川田。一方、真相を知った石岡は、塚田を倒すために刑務所を脱走してしまう…。

懲役十八年 
(C)東映
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