1967(昭和42年)/4/20公開 89分 カラー シネマスコープ 映倫番号:14876
配給:東映 製作:東映
裸馬、ドス、ガンで大氷原を叩き割る網走野郎の大アクションが冴えわたる、シリーズ第8作
網走刑務所で5年の刑を務め上げた橘真一は、“地獄の八丁目”と恐れられているノサップ炭鉱へとたどり着き、そこで抗夫たちを救うべく極寒の地で凄まじい銃撃戦、騎馬戦を展開する。キャストは高倉健を筆頭に丹波哲郎、嵐寛寿郎、大原麗子、三原葉子らの豪華メンバー。
網走刑務所で5年の刑期を終えての気儘な汽車の旅の途上にあった橘真一は、ノサップの炭鉱まで父に会いに行くという一人の少女・チエと出会い、同行することに。その父親とは網走刑務所仲間の大槻であり、再会を喜ぶ二人。だがこの炭鉱は、総支配人・関野をはじめとした炭坑長の蝮たち一派が専横する地獄のような場所だった。血の気は多いが正義漢の橘、鬼寅ら網走帰りの一騎当千の暴れ者たちが、犠牲となっている炭坑夫たちのために零下30度という極寒の大雪原を舞台に、炭鉱を支配する悪の一味と凄まじい銃撃戦と騎馬戦を繰り広げる。
「網走番外地」シリーズ(10)