1967(昭和42年)/8/12公開 88分 カラー シネマスコープ 映倫番号:15004
配給:東映 製作:東映
大ヒット曲にのせて、男の義理と人情を美しく謳いあげた“兄弟仁義”シリーズ第5作。
横浜港の利権をめぐる勢力争いを中心に、侠客道を守り抜く男たちの友情を描いた任侠大作で、北島三郎、村田英雄、鶴田浩二のお馴染みのメンバーに待田京介を加えて趣向を凝らした一篇。
大正初期、浅草生まれの坂東竜次は横浜で愚連隊仲間とノミ屋を始め、南部組の組長の息子・政吉と格闘になる。港湾埠頭の荷役権絡みで二人が再び激突したとき“人斬り長次”こと稲上長次郎が仲裁に入った。悪徳なヤクザ・鳴海の命令で、竜次は南部組長・汐太郎を殺しに向かう。だが、汐太郎に諭され、政吉と竜次は義兄弟の契りを交わす。鳴海の差し向けた殺し屋によって汐太郎は射殺された。もはや我慢もこれまで、竜次、政吉、長次郎は鳴海組へ殴りこむ。
「兄弟仁義」シリーズ(8)