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ウォータームーン

1989（平成元年）/12/23公開　115分　カラー　ビスタ　映倫番号：113096　
配給：東映　製作：東映 / オフィスレン / ユイミュージック

大ヒット作「オルゴール」に続く長渕剛主演第2作。長渕自身の原案にもとづくSFストーリー。
人としてどう生きるべきか？普遍的なテーマに対する回答を“アーチスト”長渕剛が禅僧・竜雲の姿に込めて演じる。

ストーリー

生きて、生きて、生きまくれ。俺の命は、生きるために流れている。人の世は、天国と地獄のはざまなり。生きるは苦しいが、死ぬは愚の骨頂なり。1956年9月7日、長野県Ｘ地点、その光は夜の闇を裂いて天空より降りた。一部マスコミは謎の物体と報じたが、政府調査隊は巨大な隕石の落下とだけ発表。そして1989年、ある山寺の秋、禅の修業に励む若き僧侶・竜雲の体に異変が起こりはじめる。激しい発作が襲い、精神的静寂の世界は掻き乱された。その頃、国家公安部調査官が和尚を訪ねていた。実は、竜雲は国家の最重要機密事項として扱われていたのだ。“R”それが竜雲のコードネームだった。幼い頃から和尚に育てられ、花や動物を愛する慈悲深さと、自分では制御できないほどの不思議な力を持つ竜雲。果たして、その力は善に使われるのか？