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ろくでなしBLUES 1993

Rokudenashi Blues 1993

1993(平成5年)/7/24公開 85分 カラー ビスタ 映倫番号:113954 
配給:東映 製作:東映 / ポニーキャニオン / 東映アニメーション

原作は、「週刊少年ジャンプ」連載の大人気コミック。
主題歌を元レッドウォーリアーズのDIAMOND★YUKAIが担当。主人公・太尊の声は本作が声優初挑戦となった平田広明。

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ストーリー

帝拳高校の関西への修学旅行まで数日に迫ったある日、新聞に「富士雄、太尊、父危篤すぐ帰れ 用高」という奇妙な広告が載った。心配する千秋だったが、太尊は素っ気ない。太尊が修学旅行に行かないことと何か関係があるのだろうか?修学旅行当日、いよいよ発車時刻になって人垣を蹴散らして太尊がやって来た。閉まりかけたドアを勝嗣と米示が必死に押さえたが、急いだ拍子に太尊がぶつかった神戸・極星高校の五代たちグループに引きずりおろされてしまう。太尊をホームに残し、新幹線は発車してしまう。太尊は五代たちに袋叩きにされ、抵抗せずやられるままになっていたが、次の新幹線に乗り、千秋が太尊の父のお見舞いにと届けてくれた小鳥のオルゴールを踏み潰されると、太尊の怒りのパンチが炸裂する。五代たちは名古屋駅で逃げようとするが、そこには太尊を待っていた勝嗣と米示の二人が立ちはだかっていた。その先の車中には宿敵(?)米倉商業の島袋が、京都駅ホームには名古屋で五代から連絡を受けた柴田ほか極星高校の10数人が待ち受けていた。襲撃をかわした太尊たちは、帝拳を探し、東映太秦映画村で合流する。追いかけてきた極星高校が襲ってくるも、時代劇のセットで返り討ち。遠山の金さんばりに「これにて、一件落着!」のはずだったが…。翌日の夜、奈良のホテルに、太尊の兄・富士雄が出現!あの広告を見て太尊の後を追ってきたのだ。翌日は待望の自由時間。太尊、千秋、和美、勝嗣、米示は大阪城公園にいた。そこで、虎のマスクをかぶり、タイガースのハッピを着た男がバリカンを片手に太尊に襲いかかった。後頭部のポコチン型をしたハゲを見て、男が新聞広告を出した太尊の弟・用高だと発覚する。そして、太尊は皆を実家に連れて行くハメになってしまった。太尊が案内した実家は「尚輪寺」。太尊は寺の息子だったのだ。しかも、危篤のはずの父・文尊は元気だった。用高は昔太尊につけられたハゲの復讐もあり、父と共謀して太尊に寺を継がせるため呼び寄せたのだった。夢であるボクシング世界チャンピオンか?それとも尚輪寺の住職か?用高に追われて飛び出した太尊は中学の時に付き合っていた春華と再会する。春華は今、太尊のかつてのボクシングのライバル・渡辺直人とつきあっているが、直人はすっかり人が変わって極星高校の番長になっているという。直人を救えるのはオレしかいない、そう考えた太尊は、春華に頼んで直人に会いに行くことにする。しかし、直人の手下・柴田が、手出し無用と直人に言い渡されたにも関わらず、内緒で太尊を陥れるため、用高を誘拐した。柴田に、ハーバーランドの煉瓦倉庫に呼び出され、太尊はそちらに向かう。直人、島袋、富士雄、千秋、春華、すべての登場人物がハーバーランドへと向かう。とんでもない結末に向けて大乱闘の火蓋が切って落とされた!

ろくでなしBLUES 1993
(C)森田まさのり/集英社・東映・東映アニメーション
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