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ひとりぼっち

1969(昭和44年)/3/18公開 25分 カラー   
配給:東映 製作:東映アニメーション

トヨタ自動車の企画により、子供たちが楽しみながら、交通規則を守ることの大切さを自然に学ぶことができるアニメーション映画。

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スタッフ

監督:
脚本:
撮影:
編集:

キャスト

清水マリ / 水垣洋子

ストーリー

動物都市のビル街の一角に小学校がありました。リスのケンは小学生です。他の子供達は、歩道をきちんと行列して学校へ通って来るのに、ケンだけは車道を曲がって、車の間をぴょんぴょんと得意な顔で飛び回ってます。危ないことばかりするのでケンは仲間はずれでした。ケンは家に帰ると、いつもレーシングカーの車をぶつけて壊して遊んでます。パパもママも、ケンが悪い子だとは気づかずに、ケンをほめてばかりいます。ケンには、これがとても不満でした。たまには叱ってもらいたかったのです。ケンはピー太という小鳥を飼っていましたが、ある日ピー太は小さな汚い人形を拾って来ました。そして、いつの間にかこの人形は、可愛らしいリスの少女になりました。少女は、名前をジュンと名乗りました。ジュンは、ケンはとても悪い子で意地悪だ、と言いました。ケンはとても喜びました。初めて自分を分かってもらえる友達ができたのです。ケンとジュンはそれからいつも一緒でした。ケンはジュンに車道での遊び方を教えますが、ジュンはなかなかうまく出来ません。仕方なくママゴトや縄とびをして遊ぶことにしました。不思議なことに、ジュンの姿はパパやママには見えないのです。それに、ケンが車道で遊んだり悪いことをすると、ケンにも見えなくなるようになりました。ジュンと何時も一緒にいたいケンはだんだんと素直な良い少年になっていくのでした。

ひとりぼっち
(C)東映アニメーション
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