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春男の翔んだ空

1978（昭和53年）/2/4公開　120分　カラー　スタンダード　映倫番号：19269　
配給：東映　製作：現代プロダクション

北九州市のペスタロッチといわれた野杉春男とその教え子たちの日常をユーモアとペーソスで描く「愛」の感動篇。

配給受託作品

ストーリー

昭和47年11月、モスクワで日航機が墜落。犠牲者の中に特殊学級草分けの人、野杉春男がいた。彼は重症心障児教育対策研究のためにヨーロッパに視察に行っての帰り道だった。
昭和25年、九州の小倉市立三郎丸小学校。野杉はそこの教師だった。こんな事件があった。学級にタバコを吸っている生徒がいるという。野杉は3日間も授業を放棄して生徒と正座で対峙した。「学校は卒業できても人間は卒業できない」と。
やがて1年が過ぎ、北九州市で2番目の精神薄弱児特殊学級が誕生した。野杉はすすんで学級担任となった。「教師になるために生きよ。生きるために教師になるな」。