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作品紹介

PIECE ~記憶の欠片~

PIECE

2012(平成24年)/9/1公開 92分 カラー ビスタ  映倫番号:119380 G
配給:東映 製作:「PIECE」製作委員会

仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズなど、これまで数多くの特撮ヒーロー作品を手がけてきた東映が、さらなる機軸を打ち立てて次世代のヒーロー像を構築していく新レーベルTOEI HERO NEXT。その記念すべき第1弾となるスーパー・ナチュラル・サスペンス作品が『PIECE 記憶の欠片』である。『仮面ライダーオーズ』の主人公・火野映司役でブレイクした渡部秀がここではうらぶれた男の影の魅力を体現。また同作品のアンク役・三浦涼介が五重人格者という難しい役柄に挑戦し、共に役者として大きな飛躍を成し遂げている。そこれまで見たことのない斬新な映像世界を駆使して、悩み苦しむ男たちが生身のままヒーローとしての魅力を醸し出していくさまを見事に描出している。

PIECE ~記憶の欠片~
(C)2012「PIECE」製作委員会

スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「あなたのために」三浦涼介

ストーリー

かつて一流誌の敏腕記者として鳴らしていた千野智紀は、恋人・遙の死のショックから未だに立ち直れないまま、今は場末の危ないゴシップ記事で酒代を稼いでは酔いつぶれるという落ちぶれた日々に甘んじている。彼が言うには、遙は自分の目の前で異様な死に方をしたというのだが、誰もそのことを信じようとはしない。何よりも彼自身、当時の記憶があやふやなのだ。そんな彼にキャバ嬢の亜梨沙が想いを寄せているものの、彼女に心をさらけ出すこともない。その頃、街で男たちが石化して死ぬという奇妙な事件が多発。それは智紀が日ごろ話し続けている遥の死にざまと酷似していた。智紀は真相を突き止めるべく、旧知の仲でもある狩屋刑事を頼るが、捜査は警視庁公安課のエリート塩村理香が仕切っているため、なかなか情報を仕入れることが出来ない。ただし、どの現場でもコートに帽子、白い肌で妖しく輝く目をした女の姿が目撃されており、特にその紫の目で睨みつけられると石になるという、ギリシャ神話になぞらえたゴーゴンの女の噂が街に広まり始めていた。そんな中、石化した死体の写真を撮っている闇写真家の男がいるという情報を得た智紀は、パソコンのサイトを通じてその男=零と邂逅する。何と5重人格者でもある零は、智紀の前でコロコロと人格を変えながら、呪われた人間たちの落し物であり、死者からのメッセージでもある謎の言葉PIECEを投げかけていく……。

PIECE ~記憶の欠片~
(C)2012「PIECE」製作委員会

シリーズ

TOEI HERO NEXT(4)

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