2016(平成28年)/9/3公開 115分 カラー ビスタ 映倫番号:120681 PG12
配給:東映 製作:映画「ディアスポリス」製作委員会
十数万人にも及ぶとされる、東京在住の密入国者たち。どこの政府にも守られない彼らが、自身を守るための秘密組織“裏都庁”を作り上げた!裏都庁には、金融庁の知らない銀行、厚労省がタッチしない病院、そして異邦人を守るための警察組織があった。本作品はそんな裏都庁の警察組織で働くただ一人のケーサツ、久保塚早紀の活躍を描く物語。
原作は2006年から2009年に週刊モーニング(講談社)で連載され、第14回文化庁メディア芸術祭のマンガ部門審査委員会推薦作品に選ばれた名作。MBS(TBS系列)で放送されたドラマ版に続く、密入国者たちの裏社会エンターテインメント。
密入国異邦人による密入国異邦人のための秘密組織・裏都庁。その裏都庁には金融庁が関与しない銀行、厚生省がタッチしない病院、そして警察組織「ディアスポリス」がある。ディアスポリスには日々、弱き異邦人たちが助けを求めて駆け込んでくる。そんな彼らを救うべく、久保塚早紀(松田翔太)はたった一人の異邦警察の警察官として奮闘していた。
ある日、裏都民の一人であるマリアの誘拐事件が起こる。相棒の鈴木(浜野謙太)と共に捜査に乗り出したが、マリアは無残にも殺害されてしまう。
マリアを殺害したのが留学生崩れのアジア人犯罪組織「ダーティ・イエロー・ボーイズ」の周(須賀健太)と林(NOZOMU)と突き止めた久保塚と鈴木は彼らを追って西へと向かう。そこへ影のように付きまとう黒金組のヤクザ伊佐久たち。周と林が西へ向かう目的とは、得体の知れない伊佐久の思惑とは何なのか。
異邦人誘拐事件はいつしか三つ巴戦となって壮絶を極める。