2018(平成30年)/5/12公開 126分 カラー ビスタ 映倫番号:121088 R15
配給:東映 製作:「孤狼の血」製作委員会
信頼と裏切り、暴力と欲望、正義と非道の境界線を超えた血湧き肉躍るエンターテイメントが誕生!主演・役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、遠藤賢一、音尾拓真、駿河太郎、中村倫也、中村獅童、矢島健一、田口トモロヲ、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介ほか昨今の日本映画において前例のない作品に豪華キャストが集結。柚月裕子の原作に監督・白石和彌が挑む。男たちのカタルシスとヴァイオレンスが魂を掻き立てる。
昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原―。そこは、未だ暴力団組織が割拠し、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中、「加古村組」関連企業の金融会社社員が失踪する。失踪を殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件解決の為に奔走するが、やくざの抗争が正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく……。警察組織の目論み、大上自身に向けられた黒い疑惑、様々な欲望をもむき出しにして、暴力団と警察を巻き込んだ血で血を洗う報復合戦が起ころうとしていた……。