2017(平成29年)/2/11公開 120分 カラー ビスタ 映倫番号:120773 G
配給:東映 製作:「相棒-劇場版Ⅳ-」パートナーズ
前作『相棒-劇場版Ⅲ-』から約3年、水谷豊主演の人気テレビシリーズ『相棒』の劇場版4作目。過去のテレビシリーズの人気キャラクターが集結し、ミステリアスな国際犯罪組織に立ち向かう。7年前の英国での集団毒殺事件と少女誘拐、日本に持ち込まれた化学物質、世界的なスポーツ大会の凱旋パレード。点と点が線でつながった時、深い愛が生み出した壮大で悲痛なクライマックスがおとずれる。監督は『相棒』テレビシリーズで長年敏腕を振るってきた橋本一。脚本は『相棒』の硬質な世界に女性的な柔らかい視点をもたらした太田愛。これまでの『相棒』劇場版を超えるスケールに加え、サスペンスフルな展開とエモーショナルなラストシーンが待ち受けている。
英国で日本領事館関係者の集団毒殺事件が起こり、その唯一の生き残りだった少女が国際犯罪組織によって誘拐されたが、当時の駐英大使と日本政府はその誘拐事件を闇に葬っていた。それから7年。国際犯罪組織バーズのリーダー=レイブンを長年追ってきた国連犯罪情報事務局・元理事のマーク・リュウが、香港から来日。特命係の杉下右京と冠城亘は、社美彌子からの指示で案内役としてリュウに同行していたが、リュウの部下が「天谷克則という男を調べてくれ」というメッセージを残して黒衣の男に殺害される。外務省のホームページをハッキングした犯行グループは7年前に誘拐した少女=鷺沢瑛里佳の現在の姿を動画で公開し、約9億円の身代金を要求した。特命係の2人は周囲を巻き込みながら事件解決へと独自に動き出す。世界の要人を招いて国際平和会議が開かれる予定の日本はテロに屈しない姿を示さなければならないが、今回の要求を無視すれば少女は国から二度棄てられてしまう。様々な思惑が交錯する中、右京は犯人グループの真の標的は東京・銀座での世界的なスポーツ大会の凱旋パレードだと気づく。事件の鍵を握る“天谷克典”とは何者なのか? 黒衣の男の正体は国際犯罪組織バーズのリーダーなのか? 彼の本当の目的は?日本中が歓喜に包まれた凱旋パレードの真っ只中、右京は真犯人を追い詰めるが、その先には誰も想像してなかった“真相”と“未来”が待ち受けていた。
「相棒」シリーズ(6)