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カツベン!

TALKING THE PICTURES

2019(令和元年)/12/13公開 126分 カラー ビスタ 映倫番号:121818 G
配給:東映 製作:「カツベン!」製作委員会

周防正行監督、5年ぶり待望の最新作!今回のテーマはしゃべりのスーパースター、活動弁士-カツベン-!今からおよそ100年前の日本。当時、輸入されはじめた映画=活動写真は、モノクロ(白黒)であり、サイレント(無声)だった。活動写真はたちまち巷で大評判となった。同時に、活動写真をより楽しめるように、楽士の奏でる音楽に合わせ、自らの語りや説明で彩ったのが活動弁士(通称「カツベン」)である。個性豊かなその語りは観客を魅了し、俳優よりも人気があった。活動弁士は活動写真を瞬く間に娯楽の王様に押し上げた。本作は、活動弁士を夢見る一人の若き青年を主人公に、日本映画の未来を夢見た人々の群像を描いた物語である。

カツベン!
(C)2019「カツベン!」製作委員会

スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「カツベン節」奥田民生

ストーリー

俊太郎の活弁が響き渡るとき、世紀のエンタテイナーの物語がはじまる。子どもの頃、活動写真小屋で観た活動弁士に憧れていた染谷俊太郎は、“心を揺さぶる活弁で観客を魅了したい”という夢を抱いていたが、今では、ニセ弁士として泥棒一味の片棒を担いでいた。そんなインチキに嫌気がさした俊太郎は、泥棒一味から逃亡し、とある小さな町の映画館-青木館-に流れつく。そこは隣町のライバル映画館に客も人手も引き抜かれ、閑古鳥が鳴いていた。そんな青木館で働くことになった俊太郎は、「ついにホンモノの活動弁士になることができる!」と期待で胸が膨らむ。しかし、そこで待っていたのは、人使いの荒い館主夫婦、酔っぱらいの活動弁士、傲慢で自信過剰な活動弁士、気難しい職人気質な映写技師、とまさかの曲者のオンパレード。そのうえ、泥棒一味から奪った謎の大金をめぐって俊太郎を狙う「凶悪泥棒」、それを追う「熱血刑事」にも目をつけられ追われる羽目に。夢を叶えるどころか人生最大のピンチに!そんな中で再会を果たしたのは、子どもの頃に夢を語り合った幼なじみの初恋相手!?はたして、俊太郎の夢、恋の運命やいかに!?

カツベン!
(C)2019「カツベン!」製作委員会
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