2022(令和4年)/9/16公開 137分 カラー シネマスコープ 映倫番号:122654 PG12
配給:東映 / ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 製作:「ヘルドッグス」製作委員会
日本映画の常識を覆すような、なんともクレイジーでイカした至高のノンストップ・クライム・エンターテイメントが誕生。
原田眞人監督×岡田准一主演、『関ヶ原』『燃えよ剣』に続いて三度目のタッグとなる彼らが次に選んだのは、警察小説の概念を破壊した問題作「ヘルドッグス地獄の犬たち」(深町秋生著)だ。原田眞人監督はこの原作をベースに、映画ならではのオリジナルの設定を付加した。
見たことのないジャンル、見たことのないダークヒーロー、バイオレンスの裏に隠されたピュアな心。そして、シリアスな緊張感のなかに、コミカルさが絶妙に絡み合う世界観。単なる潜入捜査映画ではない、ヤクザ映画でもない、両方の面白さを併せ持つような見たことのない新ジャンルを創り上げた。
兼高は、勧善懲悪の正義の味方ではなく、トラウマを抱え闇に堕ちながらも独自のルールで正義を貫くダークヒーローだ。岡田准一は、【兼高昭吾(かねたか・しょうご)】という今まで演じたことのない役に挑んだ。憧れと夢を抱いて警官になった男に何があったのか─。想いを寄せていた女性が事件に巻き込まれ、無差別に殺されるのを止められなかった過去のトラウマは、彼を復讐に燃える〈狂犬〉へと変貌させた。警察は、そんな兼高の心の闇と復讐心、圧倒的な強さに目をつけ、潜入捜査という第二の人生を強要する。