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みをつくし料理帖

2020(令和2年)/10/16公開 131分 カラー ビスタ 映倫番号:122381 G
配給:東映 製作:角川春樹

角川春樹監督作史上、最も愛らしく、
優しく、涙なしでは見られない人情噺。
原作誕生10年を経て新たな時代に
贈る温もりと感動を、
冷めないうちに召し上がれ。

映画『犬神家の一族』や『セーラー服と機関銃』を筆頭に、1970年代から80年代にかけて娯楽映画の見かた・あり 方を変えてきた革命的プロデューサー・角川春樹。製作者としてのみならず映画監督という顔も持つ御年78歳の角川春樹が、前作から約10年ぶり8本目の監督作にして“生涯最後の映画監督作”を完成させた。それが、万物の原点である食をテーマにした『みをつくし料理帖』だ。

みをつくし料理帖
(C)2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会

ストーリー

時は、享和二年。大阪。8歳の澪(松本穂香)と野江(奈緒)は、暮らし向きが違えども仲の良い幼馴染だった。「何があってもずっと一緒や」と約束を交わす二人だったが、その約束の夜から大阪に大雨が襲う。――それから時は流れ、江戸の神田にある蕎麦処「つる屋」に、女料理人として働く澪の姿があった。あの大雨で両親を亡くし、野江とも離れ離れになってしまった澪は、「つる屋」の店主・種市(石坂浩二)に助けられたのだった。種市に天性の料理の才を見出され、女でありながら料理人として働いていた。しかし江戸の味に馴染めず試行錯誤の日々を過ごしいたが、やがて「つる屋」の看板料理を見出していく。たちまち江戸でも評判になっていく店にある日、吉原の扇屋で料理番をしている又次(中村獅童)という強面の男がやってきた。吉原で頂点を極めるあさひ太夫のために澪の看板料理を作ってくれと頼むのだった。そして、この日を境に運命の歯車が動き出す。果たして、澪と野江は再会を果たせるのか?料理に真摯に向き合い、運命を切り開いていく女料理人の成長と、不変の友情を描いた爽快な物語。

みをつくし料理帖
(C)2020映画「みをつくし料理帖」製作委員会
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