2023(令和5年)/9/8公開 110分 カラー 映倫番号:123558 PG12
配給:東映 製作:映画『禁じられた遊び』製作委員会
原作は、第4回「本のサナギ賞」で大賞を受賞した小説、清水カルマ「禁じられた遊び」(ディスカヴァ―文庫刊 (2019))。本作の監督を務めるのは、『リング』(1998)『スマホを落としただけなのに』(2018)『事故物件 怖い間取り』(2020)など、ホラー、サスペンスなどのあらゆる怖さを追求し、世に送り出してきた中田秀夫監督。監督を務めた、2018年公開の大ヒットミステリー映画『スマホを落としただけなのに』で企画プロデュースを務めた平野隆と2年ぶりのタッグとなる。平野は、初のホラー映画プロデュースとなり、新人作家の純度の高い注目ホラー小説の映像化に挑んだ。
エロイムエッサイム、エロイムエッサイム… その言葉は、最凶の禁忌<タブー>死者を蘇らせる、「禁断のあそび」が、始まる
「トカゲはね、尻尾が切れても、また生えてくるんだ。」
「本当?じゃあ、この尻尾からまたトカゲが生えてくるの?」
「ああ。土に埋めて、おまじないするとまた生えてくるんだよ。」
微笑ましい親子の日常。庭に響く、少年の唱えるおまじない…それは、他愛ない冗談のはずだった。
が、そんな幸せな日々が一転――家族に悲劇が起きてしまう。
映像ディレクター・倉沢比呂子は、かつての同僚である伊原直人の家で、庭の盛り土に向かい、不可解なおまじないを唱え続ける直人の息子・春翔を目撃する。
謎の呪文、トカゲの尻尾、指、白い影、蠢く盛り土、封印された家・・・そして彼女の身に異常な現象が起こりはじめる。それは、子どもの純粋な願いによって解き放たれた災いだった。
この庭には、何かがいる。
最凶の禁忌が比呂子と直人に襲いかかる!
果たして、2人はこの迫りくる恐怖から逃れられるのか――?