2023(令和5年)/5/12公開 113分 カラー シネマスコープサイズ 映倫番号:123469 G
配給:東映 製作:「おとななじみ」製作委員会
恋に一歩踏み出せないでいた“おさななじみ”が、不器用ながらもゆっくりと心を通わせていく姿を描いた本作では、この“長年のおさななじみ”というユニークな設定に気持ちよく没頭できる原作の魅力を映画でも継承すべく、スタッフ、キャストが一丸となって、観る人がワクワクするような世界観の構築に腐心。
作中、楓を抱きしめそうで…そうはいかないハルの、じれったい場面が3か所登場するが、シチュエーションや撮り方を大胆に変えて、シリアス、コミカル、胸キュンと味わいの異なる名シーンを描き出しました。そのはがゆさに思わずキュンとしてしまうような、“ムズキュン”シーンの数々も必見です!
青山 春と加賀屋楓は、4歳の時から隣に住む“おさななじみ” 。
お互い一人暮らしを始めた24歳の2人は、結局今も住んでいるのは同じアパートの隣の部屋。
楓は20年もの間ハルを想い続けているが、そのハルは楓の気持ちに全く気付く様子はなく、楓はハルの世話を焼きすぎて最早オカン化してしまっていた。
進展しない関係に業を煮やした楓は、同じくおさななじみの伊織と美桜に相談し、ハルをあきらめることを決意。
しかし、決意したものの、ズルズルとハルをあきらめきれない楓に、伊織が大人の男として優しく接する。
そして、実は伊織は楓のことが小学生のころから好きだったと告げる。急接近する楓と伊織の様子を目の当たりにして、動揺するハル。
鈍感ながらも、自分の本心に気づき始めるが、ハルは楓の亡き母親と交わした約束を純粋がゆえに、頑なに守っていた―
20年間の片思い、“おさななじみ”のふたりの恋は、“おとななじみ”のまま? ついにハッピーエンドを迎える?