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35年目のラブレター

THE 35-YEAR PROMISE

2025(令和7年)/3/7公開 119分 カラー シネマスコープサイズ 映倫番号:124464 G
配給:東映 製作:「35年目のラブレター」製作委員会

これは実在する西畑夫妻のお話。そんなエピソードに深い感銘を受けた塚本連平監督が、映画化を熱望。西畑保を演じるのは、国民的スター笑福亭鶴瓶。妻・皎子役には83年のデビュー以来、第一線で活躍を続ける原田知世。若かりし頃の保と皎子を瑞々しく演じるのは、重岡大毅と上白石萌音。出会いから結婚に至るまで……そして結婚後、保の読み書きができないという秘密が明かされてからの2人の道のりを、リアリティあふれる熱演で丁寧に魅せる。一文字一文字に乗せた妻への想い。文字が書けないこと以外どこにでもいる夫婦の優しい物語が、2025年春、日本中を笑いと涙で包み込む。

35年目のラブレター
(C)2025「35年目のラブレター」製作委員会

スタッフ

監督:
脚本:
音楽:
撮影:
照明:
美術:
録音:
編集:
  • 主題歌:「ずっと作りかけのラブソング」秦基博

ストーリー

西畑保、65歳。文字の読み書きができない。そんな彼の側にはいつも最愛の妻・皎子がいた。保は貧しい家に生まれ、ほとんど学校へ通えず大人になった。生きづらい日々を過ごしてきたが、皎子と運命的に出会い、めでたく結婚。しかし、その手放したくない幸せ故に保は読み書きができないことを言い出せずにいた。半年後、ついにひた隠しにしてきた秘密が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は保の手をとりながらこう告げた。「今日から私があなたの手になる」その言葉に、その眼差しに、保は救われた。どんな時も寄り添い支えてくれた皎子へ感謝のラブレターを書きたい。定年退職を機に保は一大決心し夜間中学に通い始める。担任の谷山恵先生のじっくりと粘り強い教えや年齢・国籍も異なる同級生たちと共に学ぶ日々で少しずつ文字を覚えていく保。だが老齢のため物覚えも悪く、気付けば5年以上の月日が経過した頃、一字また一字と書いては消しまた書くひたむきな保と、それを見るともなく見守る皎子は結婚35年目を迎えていた。変わらない日常がいつまでも続くと思っていた。なかなか書き上げられずにいたラブレターがようやく形になろうとしていた頃、皎子が病魔におそわれて……。

35年目のラブレター
(C)2025「35年目のラブレター」製作委員会
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