作品検索

作品紹介

キツツキと雨

TheWoodsmanandtheRain

2012(平成24年)/2/11公開 129分 カラー アメリカンビスタ 映倫番号:119099 一般
配給:角川映画 製作:「キツツキと雨」製作委員会

妻に先立たれ息子とふたりで生活する60歳の木こりに役所広司。いつもおどおどしていて自信が持てない25歳の映画監督に小栗旬。初共演のふたりが、不器用ながらも少しずつ親交を深めていく絆を、やわらかいユーモアを交えながら演じている。役所広司は、脚本に魅了され出演を即断。トレードマークの長髪を切って映画作りに引き込まれる職人肌の男を力強く演じ、ドバイ国際映画祭主演男優賞を受賞した。幸一に扮する小栗旬は、自身も映画監督をした経験を生かし、少しずつ成長していく気弱な監督の姿を好演し、愛すべきキャラクターを鮮やかに作り上げた。

キツツキと雨
(C)2011「キツツキと雨」製作委員会

ストーリー

ある日、山村に現れたのはなんと映画の撮影隊!迷惑も顧みず、我が物顔で村人を巻き込んでゆく撮影隊に村はとまどい気味。ひょんなことから撮影に巻き込まれ、無理やり手伝わされる羽目になった、きこりの克彦。一方、新人監督の幸一は、持ち前の気の弱さで、現場をまとめきれずにパニック寸前。森の中で出会った、きこり60歳と新人映画監督25歳。映画の撮影を通して、克彦は映画の面白さに引き込まれ、持ち前の機動力で生き生きと活躍を始め、幸一は克彦と接することで成長していく。そして二人のふれあいは、村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出してゆく・・

キツツキと雨
(C)2011「キツツキと雨」製作委員会

受賞歴

第11回東京国際映画祭コンペティション部門受賞、第79回ドバイ国際映画祭アジアアフリカ部門最優秀男優賞受賞、同アジアアフリカ部門脚本賞受賞、アジアアフリカ部門編集賞受賞

ページの先頭へもどる
一般社団法人 日本映画製作者連盟・会員(4社)