2022(令和4年)/1/21公開 113分 カラー シネマスコープ 映倫番号:122714 G
配給:KADOKAWA 製作:『真夜中乙女戦争』製作委員会
10代・20代を中心に圧倒的支持を集める作家Fの初の小説 「真夜中乙女戦争」(角川文庫刊)。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた小説が、豪華キャストスタッフによって完全映画化!心の深いところに突き刺さる言葉の数々ー
今最も熱いキャスト陣&若き俊英監督が魅せる新境地。
恋と、破壊。
二つの出会いが退屈な日常を一変させるー
4月。上京し東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”。
友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、深夜のバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。
そんな無気力なある日、「かくれんぼ同好会」で出会った不思議な魅力を放つ凛々しく聡明な“先輩”と、突如として現れた謎の男“黒服”の存在によって、“私”の日常は一変。
人の心を一瞬にして掌握し、カリスマ的魅力を持つ“黒服”に導かれささやかな悪戯を仕掛ける“私”。さらに“先輩”とも距離が近づき、思いがけず静かに煌めきだす“私”の日常。
しかし、次第に“黒服”と孤独な同志たちの言動は激しさを増していき、“私”と“先輩”を巻き込んだ壮大な“東京破壊計画=真夜中乙女戦争”が秘密裏に始動する。
一方、一連の事件の首謀者を追う“先輩”は、“私”にも疑いの目を向けていた。
“私”と“先輩”、“私”と“黒服”、分かり合えたはずだった二人の道は少しずつ乖離していき、
3人の運命は思いもよらぬ方向へと走りだす…
絶望は、光になるー
痛々しくも眩しい物語は予想不可能なラストへと加速していく。