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越前竹人形

1963（昭和38年）/10/5公開　103分　白黒　スコープ　映倫番号：13331　
配給：大映　製作：大映

恋い、慕い、求めながら、妻であるその肌にふれず…。雪国に哀しく描かれる崇高な純愛！竹人形だけが知っていた！愛されながらも拒まれる悲しい肌のあやまちとは…。名匠吉村公三郎監督が「夜の河」「偽れる盛装」に続き京都を背景に、世界的な名カメラマン宮川一夫と共に奏でる若尾文子の代表作。

ストーリー

越前・福井の一寒村に住む若き竹細工職人と芦原の遊女上がりの妻との儚くも哀しき純愛。歌舞伎か人形浄瑠璃の世界から抜け出てきたような古風な魅力を持つヒロイン玉枝とマザー・コンプレックスに囚われた若き竹人形師の純粋で一途な愛。 愛されながらも拒まれる悲しい肌のあやまち・・・、哀れな宿命につつまれた生ける竹人形の哀しき恋を詩情豊かに描く。